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琵琶湖水上エコヴィレッジ構想/
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Lake Biwa Floating Eco-Village Concept Planning
琵琶湖水面に水上メガソーラー発電所を有する水上都市の構想案。
湖への豊富な太陽光と中山間地域の森林資源に着目し、再生可能エネルギーを活用した水上発電施設を企画することで、原発に依存しない持続可能な循環型都市における地域活性化を目的としている。
約670km²の琵琶湖の面積に対して合計25km²を利用して滋賀県内の家庭用電力の半分を供給するというクライアントのアイデアに対して設計デザインに求められたのは環境破壊と受け止められかねない壮大なスケールの構想を人や自然環境と近づけることであると考えた。
従来の発電施設が人々の生活から離れた近寄りがたい場所であるのに対し、本計画では太陽光パネルのもとに人々が利用できる空間を提案することで電力供給のみならず市民の憩いの場や環境調査・研究施設など様々な機能を想定することが可能となっている。
単純なユニットを反復させることで全体を構成し、空・海とが合わさって自然の移ろいをうつすメガソーラーと人々との新しい接点となる場所としてデザインしている。
※イメージは全体の構想のうち1/5の範囲を図化
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2021
Client: Kado Hirobe,Yoshitada Hirobe
Location: Lake Biwa
Program: City Planning
Total Floor Area: 5km²
Design: Ryo Saito Architects
Photo: Ryo Saito Architects
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